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無料ガイド・10サービス

亡くなった後、あなたのアカウントはどうなる?(そして今日設定しておくこと)

サービスごとに、家族ができること・できないこと、引き継ぎ設定があればその内容、そして今日やっておく価値のあることをひとつ紹介します。進み具合を記録しながら読み進められます。

10サービスの対応一覧

サービスは4つのグループに分かれます。今日すぐ有効にできる引き継ぎ設定があるもの、家族からの申請のみを受け付けるもの、相続手続きを通じて対応するもの、そして取り戻す手段がまったくないものです。

あなたの計画

サービスごとに状況を記録していきましょう。選んだ内容はこのブラウザにのみ保存されます。

0 / 10設定済み0・未対応10・使っていない0

  • Google

    引き継ぎ設定あり
    Googleの状況
    何も設定していない場合
    家族はGoogleにアカウントの閉鎖を依頼したり、場合によっては一部のデータの提供を求めたりできますが、申請は個別に審査され、何も保証されていません。また、Googleは長期間使われていない個人アカウントを削除することがあり、現在のポリシーではその期間は2年です。
    引き継ぎの選択肢 · Inactive Account Manager
    Inactive Account Manager:使われていない状態がどのくらい続いたら動くかの待機期間、最大10人の信頼できる連絡先、それぞれがダウンロードできるデータ、そしてその後アカウントを削除するかどうかを選べます。

    今日やることmyaccount.google.com/inactive にアクセスして、信頼できる連絡先を少なくとも1人追加しましょう。

    詳しいガイド: Google
  • Apple / iCloud

    引き継ぎ設定あり
    Apple / iCloudの状況
    何も設定していない場合
    故人アカウント管理連絡先がない場合、家族がiCloudのデータにアクセスするには原則として裁判所の命令が必要です。アカウントの削除をAppleに依頼することはできます。端末のパスコードは回避できない設計になっています。
    引き継ぎの選択肢 · 故人アカウント管理連絡先
    故人アカウント管理連絡先:最大5人まで追加でき、それぞれにアクセスキーが発行されます。そのキーと死亡証明書があれば、写真・ファイル・メッセージ・バックアップへのアクセスを申請できます。キーチェーンのパスワード、購入したメディア、支払い情報は含まれません。

    今日やること「設定」を開いて自分の名前をタップし、「サインインとセキュリティ」→「故人アカウント管理連絡先」の順に進んで、まず1人を追加しましょう。

    詳しいガイド: Apple / iCloud
  • Facebook

    引き継ぎ設定あり
    Facebookの状況
    何も設定していない場合
    友人や家族はFacebookにプロフィールを追悼アカウントにするよう依頼でき、近親者は死亡の証明を添えて削除を依頼できます。
    引き継ぎの選択肢 · 追悼アカウント管理人
    追悼アカウント管理人:追悼アカウントになったプロフィールを管理する人です。固定の追悼投稿を書いたり、プロフィール写真を変更したりできます。ログインやメッセージの閲覧はできません。代わりに、アカウントの完全削除を選ぶこともできます。

    今日やることFacebookの設定で「追悼」と検索し、追悼アカウント管理人を選ぶか、削除を選びましょう。

    詳しいガイド: Facebook
  • Instagram

    申請のみ
    Instagramの状況
    何も設定していない場合
    亡くなったことは誰でも報告でき、追悼アカウントへの移行を依頼できます。確認の取れた近親者は削除を依頼できます。
    引き継ぎの選択肢 · 申請のみ
    追悼アカウント管理人はいません。追悼アカウントになるとその時点の状態で固定され、誰もログインできなくなります。

    今日やることInstagramを追悼アカウントにしてほしいか、削除してほしいか、身近な人に書面で伝えておきましょう。

    詳しいガイド: Instagram
  • Microsoft / Outlook

    引き継ぎ設定なし
    Microsoft / Outlookの状況
    何も設定していない場合
    Microsoftは原則としてアクセスやパスワードを提供せず、コンテンツの開示には通常、正当な法的手続きが必要です。使われないままのアカウントはいずれ閉鎖され、コンテンツも削除されます。
    引き継ぎの選択肢 · 引き継ぎ機能なし
    ありません。アクセスできるかどうかは、誰かがサインイン情報を知っているか、法的手続きを取るかにかかっています。

    今日やることMicrosoftのログイン情報を緊急アクセス機能のあるパスワード管理アプリに保存し、誰に渡すかを決めておきましょう。

    詳しいガイド: Microsoft / Outlook
  • X (Twitter)

    申請のみ
    X (Twitter)の状況
    何も設定していない場合
    確認の取れた家族、または遺産について代理権限を持つ人が、書類を添えてアカウントの停止を依頼できます。
    引き継ぎの選択肢 · 申請のみ
    追悼アカウント管理人も追悼アカウントもありません。Xは誰にもアカウントへのアクセスを認めていません。

    今日やることユーザー名と、停止してほしいかどうかを書き留めて、遺言執行者に預けておきましょう。

    詳しいガイド: X (Twitter)
  • LinkedIn

    申請のみ
    LinkedInの状況
    何も設定していない場合
    メンバーが亡くなったことは誰でも報告できます。権限のある人や家族は、プロフィールを追悼プロフィールにするか、閉鎖するよう依頼できます。
    引き継ぎの選択肢 · 申請のみ
    追悼アカウント管理人の仕組みはありません。

    今日やることアカウントの一覧にLinkedInを加え、追悼プロフィールにしてほしいか閉鎖してほしいかを一言書き添えましょう。

    詳しいガイド: LinkedIn
  • PayPal

    相続手続き
    PayPalの状況
    何も設定していない場合
    遺言執行者が死亡の証明、身分証明書、権限を示す書類を添えてPayPalに連絡します。確認が済むとアカウントは閉鎖され、残高は遺産として支払われます。
    引き継ぎの選択肢 · 相続手続き
    ありません。遺産の一部として手続きされます。

    今日やること残高や連携しているカードが忘れられないよう、アカウントの一覧にPayPalを加えておきましょう。

    詳しいガイド: PayPal
  • パスワード管理アプリ

    引き継ぎ設定あり
    パスワード管理アプリの状況
    何も設定していない場合
    復旧の準備がなければ、パスワード管理アプリの保管庫は事実上封じられたままになります。それこそが強力な暗号化の目的であり、同時にリスクでもあります。
    引き継ぎの選択肢 · 緊急アクセス(製品による)
    BitwardenやLastPassなど一部のアプリには、あなたが決めた待機期間つきの緊急アクセス機能があります。1Passwordは、Emergency Kitとファミリーアカウントやアカウントの復旧機能を利用します。

    今日やること緊急アクセスを有効にするか、復旧用キットを遺言執行者が見つけられる場所に保管しておきましょう。

    詳しいガイド: パスワード管理アプリ
  • 暗号資産ウォレット

    引き継ぎ設定なし
    暗号資産ウォレットの状況
    何も設定していない場合
    セルフカストディ型ウォレットのシードフレーズや秘密鍵を誰も持っていなければ、資産は事実上失われます。取引所は通常、書類があれば遺産として資産を引き渡します。
    引き継ぎの選択肢 · 復旧不可
    セルフカストディ型ウォレットにはありません。取引所には通常、亡くなった利用者の相続のための手続きがあります。

    今日やることリカバリーフレーズの保管場所と、誰に知らせるべきかを書き留めておきましょう。フレーズそのものを暗号化されていないメールに書くのは避けてください。

    詳しいガイド: 暗号資産ウォレット

各サービスのポリシーは変わることがあります。ここでの内容は出発点と考え、それぞれのサービスのヘルプページで最新情報を確認してください。

アカウントがそのまま家族に引き継がれない理由

ほとんどの利用規約では、アカウントは本人だけのもので、譲渡できないと定められています。配偶者や遺言執行者であっても、通常はログインできません。故人のパスワードを使ってログインすると、サービスの規約に違反するおそれがあり、地域によっては法律に触れることもあります。

米国では、多くの州が「デジタル資産への受託者アクセスに関する改訂統一法(RUFADAA)」を採用しています。大まかに言えば、まずサービス独自のオンラインツールで本人が指定した内容が優先され、次に遺言書などの相続関連書類、最後にサービスの利用規約が適用されます。英国やEUでは規則がまちまちで、多くの場合はサービス独自の手続きに従います。

どこに住んでいても、実際の教訓は同じです。用意されている引き継ぎ設定を使い、アカウントの一覧と希望を遺言執行者のために書き残しておくことです。

アカウントの備えを整える方法

大事なアカウントなら、午後のひとときがあれば十分に整えられます。

  1. アカウントを書き出す

    まずはメール、スマホ、クラウドストレージから。次にお金、SNS、サブスクリプションへと進みましょう。

  2. 引き継ぎ設定を有効にする

    該当するサービスを使っているなら、GoogleのInactive Account Manager、AppleのLegacy Contact(故人アカウント管理連絡先)、Facebookの追悼アカウント管理人を設定しましょう。

  3. 希望を書き留める

    SNSアカウントごとに、追悼アカウントにするか、削除するか、そのままにするかを決めて書き留めておきましょう。

  4. パスワードへのアクセスを考える

    パスワード管理アプリの緊急アクセス機能を有効にするか、リカバリーキットを遺言執行者が見つけられる場所に置いておきましょう。

  5. 一人に伝える

    リストの保管場所を遺言執行者に伝えるか、チェックインが途絶えたときに届く封印メモとして残しておきましょう。

FAQ

よくある質問

自動的に相続されることはありません。対応はサービスごとのポリシーによって異なります。事前に引き継ぎ用の連絡先を指定できるもの、家族からの申請で追悼アカウントへの切り替えや削除を行うもの、長期間使われていないアカウントを削除するものがあります。

一般的に、法的には認められていません。ほとんどのサービスは、本人以外のログインを禁止しています。AppleのLegacy Contact(故人アカウント管理連絡先)やGoogleのInactive Account Managerといった引き継ぎ機能を使えば、指定された人が正式な方法で一部のデータにアクセスできます。

このガイドで取り上げているサービスでは、Google(Inactive Account Manager)、Apple(Legacy Contact)、Facebook(追悼アカウント管理人)が対応しており、パスワード管理アプリの中にも緊急アクセス機能を備えたものがいくつかあります。Instagram、X、LinkedIn、Microsoft、PayPalは、家族や相続人からの申請によって対応します。

ほとんどのサービスでは、死亡証明書、申請者の本人確認書類、そして故人との関係や法的な権限を示す書類(遺産管理状や検認証書など)を求められます。データの開示請求には、裁判所の命令が必要な場合もあります。

いいえ。遺言書は、検認の後に公開される書類になることがあります。代わりに、緊急アクセス機能のあるパスワード管理アプリを使い、リカバリー情報の保管場所を指示書に書き留めておきましょう。

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各サービスが対応するのは自分のサービスだけ。家族に必要なのは全体像です。

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